『梅雨時期にクセが強くなるのは何故ですか?』

『梅雨時期にクセが強くなるのは何故ですか?』

🅰湿気によってクセが出る。それはなぜかというと・・・

プロフィール:美容室『カミカガク」代表 佐藤 友紀

『美容のこだわり』

■基本を大切に新しく、扱いやすいスタイルを提案すること。

■くせ毛を楽しんでいただけるようにすること。くせ毛×くせ毛用パーマ、くせ毛専用トリートメント考案。

体験いただいているお客様からは定評があり、リピーター多数。

■ヘアカラーの色味にこだわっています。一度に混ぜるカラー剤数地域NO1。

ちょっと新しいを楽しむ美容をコンセプトに、丁寧なカウンセリングを重視した小さな美容室を経営。

「美容室で米ぬか?」伝統を取り入れ優しい施術を提案。

約4年間長岡で修行後、関東へ。前職で約8年従事後、伝統ある長岡市千手の長生橋通りに美容室を出店。

髪のクセ(特性)を活かすための提案を大切に、ヘアースタイルは「お任せオーダー」をする顧客が多い。

いつもとは違った新しいスタイルにしてみませんか??

趣味:ホームページづくり、ランニング、ボルタリング、男料理、ロードバイク

 

髪の毛がくせ毛の人は外気の湿気によってくせが広がったりうねりが強く出ることを経験からわかっていると思います。しかし、なぜ湿気があることによって、くせ毛がよりが気になる状態になるのでしょうか?

それは、毛髪の90%を占めるコルテックスの状態が大きく関わっていると言われます。

コルテックス?という方はこちらををクリックして下さい→『髪の毛を構造はかんぴょう巻き』

コルテックスには2種類あり、湿気を好むコルテックス(水分を好むオルトコルテックス)と湿気を好まないコルテックス(水分を好まないパラコルテックス)があり、湿気によるうねりが出づらい直毛はこの二種類が均一に毛髪内部に分布していて、毛髪の断面がキレイな円形のかたちをしています。

逆に湿気によるうねりが出やすいくせ毛はこの分布が偏っているため、湿気の影響を受けた時に内部の形状がよりいびつになりうねりになります。

これを解決すためには大きく分けて二つの方法があります。

ドライヤーやコテにの熱の力で髪の形状を整える、もしくは薬剤の力で整える必要があります。

これからの季節、お店施術回数がより多くなる技術が縮毛矯正です。縮毛矯正の薬剤成分も水分と同じように、上図のコルテックスのように不均一な内部構造の場合「好き、嫌い」と相性があり、薬剤が均一に作用しない場合があります。

従来の縮毛矯正の薬だけではこれを改善すること難しい状況にありました。

現在では髪質をしっかり見極め、適切な薬剤を選択し、施術することで美しいストレートヘアをつくりだせるようになりました。

また、髪と水分とくせ毛の関係で気にしたいのが、加齢やダメージレベル増大により毛髪内部の水分量が下がり、くせが気になったり、うねりになることもあります。信頼できる美容師とよく話し合い、より素敵なヘアースタイルをキープしたいものです。

ご参考までに。

では!!