『ふわゆる系のパーマを上手にセットするにはどうしたら良いですか?』
🅰 私が思うポイントは3つあります。
ふわゆる系のスタイルは言い方がその時によって違いますが、ここ10年以上需要が高いパーマです。
どこまでがゆる系とか分類が難しいですが、ウェーブでなく、カールの範囲内のスタイルを指します。カールを上手に扱うためにマストなことは、乾かし方をスタイルに合わせて行うことです。
ウェーブは、セット剤や、ウェット感を調節することで表現しますが、カールは基本、乾かし方です。
1つ目:乾かす時にまず根本だけに注目して下さい。
スタイルによってやり方は変わってくるので担当美容師にパーマをかけた段階でよく聞いておいてほしいのですが、まず根本を必要な方向に向かって乾かして下さい。その際、根本以外の毛先は意識しなくてよいです。
なぜかと言いますと、根本を乾かしている間に乾くためと、毛先の方向は根本の方向によって決まるからです。根本が意図してない方向に乾くことによって、ハネたりまとまらない原因になります。
これで「ふわ」の部分とまとまりの大部分をコントロールします。
2つ目:根本が7割~8割ぐらい乾いてきたら中間を少しねじりながら乾かして下さい。
パーマは乾いてくると、形状がゆるくなったように感じるはずです。中間部をねじって乾かすことで
「ゆる」の部分をコントロールします。乾いてくるとカールの具合が良い状態であることを感じ、そろそろ根本と毛先が乾いてませんか?
もしまだ気になる箇所があれば最後調節して下さい。
3つ目:スタイリング剤は適切ですか?
スタイルとキープ力、天候等に合わせて選んで下さい。ここもかなり重要です。
パーマスタイリングに対してネガティブな状況になりやすいというケースはここがちょっと適当だったりします。
自身で使いやすいものが決まっている場合はよいですが、決まっていない、あるのものでなんとかしようと!とちょっとでも思う方、美容師に相談しましょう。
カールはニュアンス的な雰囲気、くせ毛風とも表現することも多いので周りからの影響を受けやすかったり、メンテンナスのタイミングも大切ですが、一度味方につけるととても病みつきになるパーマです。
気分で雰囲気を変えやすいことと、自然な感じが男女共に好感度が高いためです。
これが実は常にパーマの希望スタイル上位の理由でしょう。
◯◯◯パーマなら簡単、もちがよい、自然と、種類によってこういう利点があると言われこともありますが、基本は一緒のことが多いので、少しづつ慣れていきましょう。
何々風なパーマスタイルにしたい!という時はぜひご相談下さい