『ヘアスタイルを決める時、他の人はどうやって決めていますか?』
🅰参考にしているものは大きくわけて5種類あるようです。
- インスタグラム
- スマートフォンアプリケーション
- インターネット画像検索
- SNS のアイコン写真
- 以前の自分の写真
- ヘアカタログ
インスタグラム:
言わずと知れた最もアクティブと思われるSNS。ジャンルを問わず様々な写真を閲覧することができる。
スマートフォンアプリケーション:
流行があるものの使用されている方に使っているものをみせていただいたところ、「HAIR」というアプリと美容室情報サイトのアプリケーションを使われている方が多いようです。
インターネットの画像検索:
直感的に使え、キーワードを入力すれば登録不要で使えるため、素早く探すことができ便利です。
SNSのアイコン写真:
フォローしている人、よく閲覧している人のアイコンや掲載している写真をスクリーンショット。一般人の方であることが多い。
以前の自分の写真:
ご自身の写真なので参考になることが多い。
ヘアカタログ:
本にまとめられた写真のためお客様と美容師の双方で髪型の共有を行いやすい。しかし本であるがゆえ、お客様が知りたかったり見たい情報とのタイムラグが生じることがある。
様々なコンテンツから情報を得られるようになった現在選択肢がふえた分、戸惑いを感じていられる方も多く、美容室にいきたいという気持ちがあるものの髪型をどうしたら良いかわからず足が遠いてしまったという意見も多く聞く。
わたし自身が美容師になった時、参考にする物と言えば、
1 ヘアカタログ
2 ファッション誌等雑誌
3 テレビ
という順だった。
目線も、芸能人の髪型を参考にする傾向がありました。「髪型の流行」が特定でき、多数の人が一斉に特定の髪型にしていました。
それから数年後は読者モデル等の少し身近な存在のヘアスタイルを参考にし、今ではInstagramやツィッターなどで使われるアイコン写真や画像を参考にヘアスタイルを考えるというケースが目立ってきました。
この推移はより現実的に考えたいという気持ちの現われでしょうか。また、携帯電話のカメラ機能の向上により、ご自身の過去の写真を使って説明してくださる方もいらっしゃいます。
こうなってきた時には以前のように一斉に特定の人の髪型を目指すということは減ってきました。
時を経て、ヘアスタイルに求められることが少しづつ変化していることを感じますが、よりお役にたてるようになれればと思います。