『アッシュ、マット、ブルージュ、グレージュ、ダークグレージュなど色が出づらいのはどうしたら良いですか?』

 『アッシュ、マット、ブルージュ、グレージュ、ダークグレージュなど色が出づらいのはどうしたら良いですか?』

🅰希望色に近づけるための『準備カラー』が大切です。

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プロフィール:美容室『カミカガク」代表 佐藤 友紀

『美容のこだわり』

■基本を大切に新しく、扱いやすいスタイルを提案すること。

■くせ毛を楽しんでいただけるようにすること。くせ毛×くせ毛用パーマ、くせ毛専用トリートメント考案。

体験いただいているお客様からは定評があり、リピーター多数。

■ヘアカラーの色味にこだわっています。一度に混ぜるカラー剤数地域NO1。

ちょっと新しいを楽しむ美容をコンセプトに、丁寧なカウンセリングを重視した小さな美容室を経営。

「美容室で米ぬか?」伝統を取り入れ優しい施術を提案。

約4年間長岡で修行後、関東へ。前職で約8年従事後、伝統ある長岡市千手の長生橋通りに美容室を出店。

髪のクセ(特性)を活かすための提案を大切に、ヘアースタイルは「お任せオーダー」をする顧客が多い。

いつもとは違った新しいスタイルにしてみませんか??

趣味:ホームページづくり、ランニング、ボルタリング、男料理、ロードバイク

希望の色を表現するために大事なことは大きく分けて3つあります。

①美容師が考える使用薬剤とその配合、塗布の仕方。

②髪のダメージレベル

③現在のお客様自身の髪の色

ここで特に注目したいのが③番です。ヘアカラーを考える上で一番、深みがあるところだと考えています。髪質や髪の中にある色素によっては、発色しやすい色、しにくい色があり、仕上がりに大きく関わって来ることがあります。

タイトルにも表記した色がキレイに出ない理由で一番多いのが、髪の毛の中の「赤味」をコントロールしきれず、くすみをキレイに表現できないことが多いです。発色させたい色を考えることはもちろん大事なのですが、事前にそのための準備がどこまでできるかが、クオリティーに大きく関わってきます。

そこで私がよく考える手段は、くすみをキレイに発色するために助けてくれるカラーを事前に一度塗ることで、本当に出したい色をサポートすることもできます。

一度の施術で、発色しづらい色は色を重ねることで発色しやすくする。これはとても大事な発想と技術です。

そして②。これも大切なことのなので髪の毛のコンディション(栄養の状態によって)発色しやすい色、しにくい色でてきます。それもコントロールするために事前に一度塗り、重ねて塗ることで発色を調整したり、色持ちを調整する事もできます。

ここで注意したいことが近年は色の透明感を出すために、髪にブリーチを施術することが多くあるかと思います。

しかし、色持ちだったり、実は発色したい色によってはブリーチをしないほうが良いこともあります。これは信頼する美容師とよく話し合いをしたほうが良いポイントです。

要約すると、カラーをする前の髪の色って思った以上に大事だから美容師自身もしっかり考える必要がある。ということです。カウンセリング、毛髪診断はしっかりやるべきところ。

もう一つ、ヘアカラーは重ねて塗る(一度で塗るもそうだが、続けて担当させていただくと相乗効果が上がる)ほどよりキレイにしていける。色持ち、発色の効果を上げることができる。

3回は続けてヘアカラーをさせていただくことで、感じていただけることがあると思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

では!!